Thursday, April 23, 2009

そうだ京都へ行こう







叡山電鉄の行き着く先には馬がある。
この列車は京都の美しい地獄にも行けるし、学び舎へも通じる。
そして天狗は世界を駆け巡る。

Tuesday, April 21, 2009

物の味方



私は「物の見方」を試みているのかと思っていたのだけどそれは違っていた。私は「物の味方」をしているのだと気がついた。

Monday, April 20, 2009

LE GOUTEMPS



私の友人夫妻が営む小さな宿をご紹介します。

LE GOUTEMPS(ルグートン)は群馬県のみなかみ町にあります。自然の豊かなゆったりとしたところでお二人がはじめたのはもちろん宿なのですが、きっとLE GOUTEMPSという新プロジェクトなのだと感じています。

紙を通して出会った二人が紙の契りを交わしてはじめた試みです。不思議なことに私ともtemp(時)繋がり。夫妻の結婚記念日が私の誕生日と一緒ですから、きっとどこかで時が混じり合っているのでしょう。

皆様どうぞごひいきに。

Tuesday, April 14, 2009

文字/眼





漢字のメタモルフォーゼ。
温と度の間にTEMPERATUREが浮かび上がる。

開かれた文字「漢字」
閉じられた文字「アルファベット」

文字の変身譚。

群衆と眼

Friday, April 10, 2009

馬のある風景



ここに合成された写真がある。
これは内容の異なる二種類のスライドから作られている。



ひとつはレーモン・クノーの「百兆の詩篇」、もうひとつは府中競馬場。ステレオ写真のスライド箱を開けたら一番上にあった。これには思わず口を緩めてしまいました。

今年まだ厚手のコートが必要な頃、ある方が写真と同じクノーの詩集を見せてくれました。その方は「僕が物書きという仕事を始めるきっかけになったのは実は競馬なの。」そういって初めての著作にまつわるお話を聞かせてくれました。「僕にとって競馬はラッキーなもの。文と馬は一緒に思い出される、競馬場の群衆もその本と繋がってる。」

私にとっても文と馬はセットです。活版印刷において活字がある場所を馬棚(馬)と呼ぶ。私に文選の手ほどきをして下さった職人さんは、ギャンブラーで競馬が大好きだったので、文字+馬+競馬は私にとってもワンセット。そしてその時は口にしませんでしたが、すでに着手している新作が馬にまつわるものだった。

私はあの日よりもっともっと馬棚をそして文字の群衆を凝視しています。そうしたら私の目の前にクノーの詩集と府中競馬場が飛び込んで来た。あの日がもう一度やってきた。そうやって写真は折り角、私の思考を助けてくれます。私にとって写真はいつも未来を見せてくれる。

Sunday, April 05, 2009

「維新とフランス-日仏学術交流の黎明」展



幕末、明治維新の頃のことをあれこれ調べています。日本国内における活版印刷の成立には大変涙ぐましい物語がありますが、今回はそのことではなく別の側面から活版を覗いています。まるでステレオ写真の裸眼立体視みたいに、浮かび上がってくるのを今か今かと凝視しています。どうも二眼で足りなくて、四眼なのではないかと…(笑)。それを皆様にはステレオスコープを覗いて簡単に立体的に見られる様に準備しています。

東京大学総合研究博物館で開催している「維新とフランス-日仏学術交流の黎明」展。すごく面白いエキシビジョンです。私は作った人と作ったモノを並列で理解するのが好きなんです。同じmuseumでも美術館じゃなく博物館が好きなんです。

日仏修好通商条約締結150周年記念特別展示
「維新とフランス-日仏学術交流の黎明」展

展示会期: 2009年3月28日(土)〜5月31日(日)

開催場所: 東京大学総合研究博物館 
開館時間: 10:00-17:00 (入場は16:30まで) 

休館日: 月曜 (祝日の場合は翌火曜)

入館料: 無料